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話題のアレについて。

今回は至るところでえらい騒ぎになっているあれについて取り上げたいと思います。

ええ、「ヴァンガードプリンセス」

6月末に公開されたフリーウェアの対戦格闘ゲームなんですが、既にDL数がえらいことになってるとかどーとか。先週新バージョンが公開されたばかりなので、もうそちらに乗り換えた方も多いのではないでしょうか。
ゲーム自体は10人のメインキャラと4人+1のサポートキャラの2人を操作、基本はメインキャラ同士、そこに適宜サポートキャラの攻撃を織り込んで戦うといった変則タッグ方式で、メインキャラの体力を0にした方の勝利となります。イメージ的には「キャラ交代はできないけどアシスト攻撃は可能なX-MENvs.ストリートファイター」あるいは「チームは組めないけどストライカーならOKなKOF」みたいな感覚でしょうか。
操作は8方向レバー+4ボタン。レバー(キーボードでは1P側はFHTB各キー・2P側はテンキー)でキャラの移動、Aボタン(Aキー・Jキー)で弱攻撃、Bボタン(Sキー・Kキー)で中攻撃、Cボタン(Dキー・Lキー)で強攻撃を繰り出すことができます。Dボタン(Qキー・Iキー)はサポートキャラの攻撃行動に使います。
特殊操作として、A+B同時押しによるリフレクトガード、レバー相手逆方向+Dボタンによるプロクシガード、そして超必殺技であるリバティアーツが挙げられます。リフレクトガードは飛び道具以外の相手攻撃を無効化、プロクシガードは相手飛び道具と相手サポートキャラの攻撃を無効化(一部例外あり)できる特殊ガードです。通常ガードとあわせて3つの防御を上手く使いこなせるかどうかに生き残れるかどうかがかかってきます。
で、登場キャラですが全員女子です。サポートキャラやラスボスも含めて全員女子です。あとすっごい揺れるよ!すっごい見えるよ!と見てる分にはいいんですが、ハードモードではそんな余裕ないです。あとツインテール率高いです。メインキャラ3割がツインテールってどういうことですか。ツインテール6段を自称していた相方がこれ見たらどう思うか(最もピクリとくるかどうかには個人差がありますが)。
ごっつい木刀を振りかざす主人公とか、パイルバンカーと尻アタックに命をかける軍人さんとか、白ワンピって萌えるよね?を地で行く主人公のお姉さんとか、ロリでデコで悪魔っ娘だけどすっごい投げキャラとか、どう見ても破廉恥の極みです本当に(略)な格好のに構えがかっこよすぎるガン=カタ姐御とか、眼鏡で無表情で黒ニーソな暗殺者とか、どれだけの萌え要素をぶち込んでるのか数え上げたらキリがありませんが、実際に操作してみるとこれが中々に楽しい代物だったりします。新バージョン(Ver.1.01)で必殺技が出しやすいよう調整されたおかげか、吸い込み投げも極めれば楽々決まります。
それと連続技が意外にあっさりしてるというか、ヒット数を稼ぐような戦い方は少々やりにくいかなという印象を受けます。その代わり如何に相手のガードを崩し、隙をついて一撃を叩き込むかに重点が置かれているような感じがします。サポートキャラとの連携で相手を揺さぶるもよし、逆に相手攻撃を特殊ガードでしのぎ反撃に転ずるもよし、そんな読み合いがこのゲームにはあるのではないかと。

さて、実はこのゲーム、エンターブレインのゲーム制作ツール軍団の一つ「2D格闘ツクール2nd」を用いて作られています。が、こうしたツクール系って「大まかなことは楽にできるけど細かなことは難しい」ため、「○○のような演出がやりたいのにっ!」とか「思い描いていた演出ができないというかこの表現方法無理なの?」といった壁にぶち当たることも多いと思います(自分もSS版デザエモンで「タイトー式追尾レーザー(レイフォース2面ボスとかのアレ)」を再現しようとして悩んだことがあったりします。どうでもいい話ですが)。その為ツクール系でゲームを作るとなるとまず「このツールでは何ができて何ができないのか」といった基礎研究ができてないといきなり頓挫という可能性も出てきます。研究を重ねた上で今度は「応用でどのようなことができるのか」といった実験を重ねたり、仕様上のバグをどう回避するかといった「抜け道の開発」等、ツクールそのものを熟知しないと見えてこない部分も多数あるわけで、その苦労は実際にツクールそのものに触れた事のある方の方がよっぽど理解しているのではないでしょうか。

本作の作者、スゲノトモアキ氏は、開発に実に3年半もの月日を費やしたとブログにて語っておりますが、只でさえ1キャラあたりのアニメーション枚数が多いのに、ボス含めた全11キャラ分に加え、サポートキャラも通常の4キャラ+隠しキャラ等とその全てのアニメはもちろんイベント用イラスト等を1人でまかなうなど、その労力は尋常ではないでしょう。加えてツクール特有の様々な問題との闘いもあったかと思います(終盤になってあるバグに悩まされたことをブログでも明かしてます)。こうした開発期間を経てようやく公開された本作、商業タイトルに引けをとらない完成度になっております。
画面内にキャラが多すぎて慣れないうちは混乱しやすいといった面もありますが、慣れてくれば問題のないレベルだと思います。前述のVer.1.01では必殺技が出しやすいよう調整されたほか、同時押しボタン(Eボタン(Wキー・Iキー))が実装されたおかげでリフレクトガードやリバティアーツといった同時押し必須行動がとりやすくなった、キャラ性能が見直されたなどの修正が施され、より遊びやすくなったのではと思います。キャラに釣られてDLしちゃったけど対戦格闘なんて苦手だよオウシットな方でも難易度イージーなら少し慣れれば十分クリアできるバランスになってますので、試しに遊んでみてはいかがでしょうか。タダだし。

最後に、スゲノトモアキ氏に最大の感謝を。

あ、パッドを使う場合はJoyToKeyなるフリーウェアも用意しておくと幸せかもしれません。

しかし久しぶりにレビュー書いた気がする。

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